七五三
2020/11/05
子供の健康と成長を神様に感謝し、お祝いする七五三。
11月を代表する行事で3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子が
11月15日前後に晴れ着に身を包んで神社にお参りするという、
古式ゆかしいイベントですよね。
七五三の起源は大変古く、平安時代の貴族文化にあるとされています。
現代のように年齢を決め儀式を行うようになったのは、江戸時代中期頃です。
3歳は男の子、女の子共に、生まれて初めて髪を切る髪置が特徴。というのがそれぞれの年齢で行う儀式の由来。
尚、七五三にはつきものの千歳飴は、江戸時代、浅草の飴屋さんが長生きをするようにと、長い袋に千歳飴と書いてお宮参り帰りのお土産に売り出したのが始まりなのだとか。
そして5歳は男の子が初めて袴を着用し始める袴着、
7歳は女の子が大人と同じ紐で結ぶ着物を着用する紐落、
元々は関東を中心に武家社会に広まった行事なんです。
子供の成長をお祝いする節目の記念日的な行事になっています。